実はデモテープ中、この曲が一番ウケが良かったんです。
「多分この曲でデビューするんだろうなぁ~」と思っていたものです。
当然歌詞の一人称が「俺」ですから、元々の歌詞とは変わっています。
ただこの曲の元歌詞は、自分でもあまり気に入っていなかったので変わることは本望でした。
でも「俺」だけは…(笑)。
決して作詞の塚越君を責めているわけではありません、念のため。
「My Favorite Girl」もそうですが、塚越君も依頼が無ければ「僕」で書いていたと思います。そういう感じの人でしたから(笑)。
ドン ドドン パン ドン ドドパパパ のDrumフレーズで始まるためでしょうか。
やれ、フィルスペクターだの、やれロネッツだのと言われましたが(やれナイアガラだの、も言われましたが、大瀧さんにこのフレーズありましたっけ?笑)。
でも実は全く違います。はじめて明かしましょう(笑)。
この曲を書いた時のイメージ(悪い意味で無く、こんな感じの曲が書きたい!という感情です)は、大ブレイクする前のビリージョエルの「Say Good-bye to Hollywood」と言う曲です。
この曲を書いた当時「Songs in the Attic」と言うライブ盤の中の「Say Good-bye to Hollywood」にシビレていました。
色々イントロのドラムフレーズを考えたのですが(ギター前のドラムのフレーズ)、やはり王道!このフレーズはみんなの物だ!と(笑)。
勝手に納得したのを覚えています。